ＣＣＩＭ ＪＡＰＡＮ ２０２１年度会長
代表理事 緒方大介
２０２１年度のＣＣＩＭＪＡＰＡＮの会長・代表理事に就任致しました。ＣＣＩＭ公式セミナーを国内で開講して１０年目の年となり会員数も１９７名となりました。設立よりこの会の発展、運営に貢献してきた理事メンバー、並びに会員の皆様には改めて御礼申し上げます。今後も一層の飛躍ができますよう努力してまいりますので引き続きのご支援をよろしくお願いします。
昨年世界的に感染拡大したコロナウィルスの影響は当団体の活動にも大きな影響をもたらしました。公式セミナーはライブ授業を中止してオンライン講座のみの開催となりましたが、新たに補講（フォロアップ・セッション）を行い公式セミナーの開催を継続することができました。時代の大きな転換期にある今、不動産投資市場への関心は高まっております。活動を促進させ、CCIMの認知度を向上させることで不動産業界の発展とサービス向上に貢献してまいりたいと存じます。
今期は以下の３つの課題に重点的に取り組んで参りたいと存じます。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
（１）ライブ授業・オンライン講座の融合
コロナ渦で教育分野のオンライン化は加速しました。ＣＣＩＭ公式セミナーは２０１３年以降ライブ授業（教室開催）で開催してまいりましたが、昨年は初めてオンライン講座と補講（フォロアップ・セッション）併用での開催となりました。今年度は次のステップとして、ライブ授業のオンライン化（ライブ配信）を実現させる予定です。受講者の時間と場所の制約を極力低減させ、より多くのＣＣＩＭメンバーを誕生させたいと思います。
（２）新規受講者層の拡大
ＣＣＩＭはこれまでＣＰＭ取得者への継続教育の場として認知度を向上させてまいりましたが、受講者層は年々多様となり、不動産仲介・開発不動産鑑定士や会計士、税理士等の士業、投資家や金融関係者等へ広がっております。今後は受講者層のより一層拡大の為、他団体との活動連携やイベント出店等を行い、ＣＣＩＭをまだ認知していない層への普及に努めてまいります。
（３）継続教育プログラム・会員間のビジネスチャンス創出
ＣＣＩＭを取得した後の実務活用や継続教育としての場がもっと欲しいとの声を会員の皆様から頂いております。今後は毎月開催のＭ４での実務系セミナーの開催、新たに開催するＣＣＩＭカレッジ（案）を活用したより実務的なセミナー開催を通じてサポートしてまいります。又、コロナ渦において海外とのコラボセミナーが容易に開催可能となりました。不動産投資分析のグローバルスタンダードであるＣＣＩＭのネットワークの可能性を信じ、国内外を問わず、ＣＣＩＭメンバーのビジネスチャンスを常に模索続けるコミュニティを目指します。
