一般社団法人CCIM JAPAN
2024年度
代表理事 三矢 清史
この度、一般社団法人CCIM JAPANの2024年度の代表理事に就任致しました、三矢清史と申します。
2023年3月期末に当法人の会員数も200名を突破しました。そのような大きな法人を1年間ですが任されるという重責、責任の重さを日に日に感じております。CCIMを日本に導入しそしてここまで普及させてきた諸先輩方、運営に協力いただいているIREM JAPANの職員の方々にも厚く御礼申し上げるとともに、この1年CCIM JAPANの更なる発展と、会員の方々のビジネスにプラスになるよう努力してまいりますので、引き続きのご指導・ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。
さて、スルガ銀行の不正融資事件以降、不動産投資に対する融資が非常に厳しくなっております。加えて、材料価格や人件費の高騰等を起因として建築費がこれまでにないほどに上昇した結果、既存建物である中古物件の価格も高くなっています。そんな中、2024年1月1日に能登半島地震で多数の建物が被害を受け、中古物件に対する不安もささやかれています。そのような状況下で大任を任されることになりました。
金利も上昇局面に入ってきており、より不動産投資が非常に厳しくなっております。
そのような中でこそより価値が出てくる資格がCCIMではないでしょうか。
この資格で学ぶ事細かな財務分析や市場分析、高度な意思決定手法がより活きてくる不動産市場になっていますので、不動産を貸す側のオーナー、借りる側の入居者、それをサポートする不動産業者といった関係者全てが笑顔になるように、このCCIMという資格の存在意義を高めていきたいと考えます。